エレキギターを録音しよう！_Studio one
Studio Oneはエレキギターを接続して、自分の演奏を録音することができます。本ソフトには、エフェクトやアンプシュミレーターなども付属されているので、上手く活用しましょう。
今回は実際にアンプシュミレーターを使用して、エレキギターの録音方法を説明します。それでは一緒に見ていきましょう。
エレキギターを録音する準備
まずはエレキギターを録音する上で必要な準備を3つ行ないます。今回はオーディオインターフェイス（UR22mk2）を例に説明するので、お使いの機材に置き換えて読み進めてください。
1．エレキギターを接続する
1．機材保護のため、エレキギターを接続する前にオーディオインターフェイスのツマミはすべて最小値に設定しましょう。
2．オーディオインターフェイスのHI-Zをオンし、HI-Zモードに切り替えます。
3．HI-Z対応端子にエレキギターを接続します。UR22mk2の場合はINPUT2がHI-Z対応端子になっているので、こちらにエレキギターを接続してください。
●HI-Z対応端子を確認する
HI-Z対応端子は本体のHI-ZやINPUT周辺に明記されていることが多い。ギターやベースといった楽器を使用する際は、本体をよく確認してから接続しよう。
2．オーディオトラックを作成する
1．エレキギターを接続したら、Studio Oneを起動させましょう。
2．プロジェクトを作成し、トラックリストの「＋」マークをクリックします。
3．トラックの追加画面が表示されたら、以下のように各項目を設定して「OK」を押してください。
●「入力」では使用する端子を設定します
「入力」は使用する端子を設定する項目です。ギターを右端子に繋げた場合は「入力R」、左端子に繋げた場合は「入力L」と設定しましょう。
4．INPUT2が割り当てられたオーディオトラックが作成されました。
3．メトロノームを設定する
1．スパナボタンをクリックし、メトロノームの設定画面を表示させます。
2．メトロノームの設定画面が表示されました。
3．プリカウントにチェックを入れて、小節に「2」を入力しましょう。これで2小節カウント後に録音が開始されるようになります。
4．メトロノームボタンをクリックし、メトロノームをオンにしましょう。これで録音準備は完了です。
エレキギターを録音する
それでは、エレキギターの演奏を録音してみましょう。今回はStudio One付属のアンプシュミレーター「Ampire」を使って、音作りが済んだサウンドを録音します。
1．まずはオーディオトラックのモニターボタンをオンにし、ギターの音を確認できるようにします。
2．エレキギター本体のボリュームを最大にし、オーディオインターフェイスのINPUTとOUTPUTのツマミを回しながら、音量を調整していきましょう。
3．メニューの「表示」から「インスペクター」を選択し、画面左にインスペクターを表示させます。
4．オーディオトラックにアンプシュミレーター「Ampire」を挿入するため、インサートの「+」マークをクリックします。
5．そして、一覧から「PreSonus」→「Ampire」を選択しましょう。
6．アンプシュミレーター「Ampire」が表示されました。
7．Ampireは画面の右上でアンプやキャビネットの種類を選択できます。今回はアンプ「MCM 800」、キャビネット「4×12 M65」を選んでみましょう。
●prime版はアンプもキャビネットも変更できない
Prime版はアンプもキャビネットも1種類のみなので、変更することができません。
8．アンプはツマミを回すことで、音作りができます。各自で好みのギターサウンドを作ってみましょう。
9．音作りを終えたら、録音待機ボタンを押します。
10．そして、録音開始地点を設定しましょう。今回は2小節目から録音したいので、2小節目にセットします。
11．録音準備が整ったら、トランスポートバーの録音ボタンを押し、録音を開始させます。
12．録音を終えたら、停止ボタンをクリックし、録音を止めましょう。
13．録音したものは、再生ボタンを押して聴くことができます。「上手く演奏できたか？」聴いてみましょう。
14．また、Ampireをオフにすれば、アンプを通していない素の音でも聴けるので、覚えておこう。
まとめ
今回はAmpireを使用して、エレキギターを録音する方法を説明しました。Studio Oneには他にもさまざまプラグインが付属されています。いろいろと試してみましょう。
Studio Oneの使い方記事は随時追加予定です。使い方が分からないかたは以下の記事も参考にしてみてください。
