さあ、DTMを始めよう!

当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

2.演奏スタイルを設定しよう!【PLAY STYLE編】_MODO BASS


MODO BASS 2では、指弾き・ピック弾き・スラップ奏法のプレイスタイルを選択できるほか、演奏時のニュアンスやノイズの強さも細かく調整できます。

そこでこの記事では、プレイスタイルの選択方法に加え、弾く強さやノイズの調整方法などについても詳しく説明します。

 

この記事を読めば、PLAY STYLEセクションの使い方が分かるようになるので、プレイスタイルを細かく調整したい方は、ぜひ最後までご覧ください。

 

 

 

PLAY STYLEセクションの使い方

ここでは、PLAY STYLEセクションの基本操作について説明します。

 

プレイスタイル


プレイスタイルは演奏方法を選択するエリアです。ここでは、指弾き、ピック弾き、スラップ奏法の中から使いたい奏法を選ぶことができます。

 

FINGER(フィンガー)

FINGERは指を使って演奏する奏法です。柔らかく温かみのある音色が特徴で、ナチュラルで滑らかなトーンが求められる場面に適しています。

 

PICK(ピック)

PICKはピックを使って演奏する奏法です。力強さと明瞭なアタック音が特徴で、迫力のあるサウンドを生み出します。

 

SLAP(スラップ)

SLAPは親指で弦を叩き、指で引っ張る奏法です。力強くパーカッシブな音が特徴で、楽曲にダイナミクスやグルーヴ感を加えることができます。

 

MUTING(ミューティング)


MUTINGは弦のミュート具合を調整するパラメータです。音の減衰やアタック感をコントロールすることで、タイトなリズム感や柔らかな響きを作り出せます。

設定したパラメータは、ベース画像の右下でも確認できます。

 

MUTING「0%」と「100%」の違いを聴いてみよう!

ピック弾きでMUTING「0%」と「100%」に設定した音色です。最初の演奏はMUTINGが「0%」なので、ミュートのないクリアな音色になっています。

次の演奏はMUTINGが「100%」なので、ミュートが効いたタイトな音色になっています。

 

STROKE(ストローク)


STROKEは弾き方を指定します。選択できる項目はプレイスタイルによって変わり、FINGERでは使用する指、PICKではピッキング方法、SLAPではサムピングとプルの設定が可能です。

 

STROKE(FINGERの場合)


FINGERの場合は弾く指を指定します。

ALT.:人差し指と中指を使って演奏する
INDEX:人差し指を使って演奏する
MIDDLE:中指を使って演奏する

 

STROKE(PICKの場合)


PICKの場合は弾く方向を指定します。

ALT.:ダウンとアップを交互に使って演奏する
DOWN:ダウンピッキングを使って演奏する
UP:アップピッキングを使って演奏する

 

STROKE(SLAPの場合)


SLAPの場合はサムピングとプルの設定が行えます。

SLAP:サムピングを使って演奏する
PULL:プルを使って演奏する
AUTO:サムピングとプルを使って演奏する

AUTOにするとTHRESHOLD(スレッショルド)が使える


スレッショルドはベロシティ値を基準にサムピングとプルを自動で切り替えるパラメータです。たとえば、スレッショルドを100に設定すると、ベロシティが100以下はプル、101以上はサムピングになります。

 

TOUCH(タッチ)/SCRATCH(スクラッチ)


TOUCH/SCRATCHは演奏時の弾く強さを設定する機能です。FINGERではフィンガリングの強さを、PICKではピッキングのアタック感を調整します。

 

TOUCH(FINGERの場合)


TOUCHはフィンガリングの強さを設定します。

Normal:通常の強さで演奏する
Hard:強めのフィンガリングで演奏する
Soft:弱めのフィンガリングで演奏する

 

SCRATCH(PICKの場合)


SCRATCHはピッキングの強さを設定します。

Normal:通常の強さで演奏する
Hard:強めのピッキングで演奏する
Light:弱めのピッキングで演奏する

 

LET RING(レットリング)


LET RINGは弦を弾いた後に音を持続させるかどうかを設定する機能です。音の余韻を残して滑らかな演奏を表現したり、音を早く切ってキレのあるタイトな演奏にしたりできます。

 

LET RING「ON」と「OFF」の違いを聴いてみよう!

ピック弾きでLET RINGを「ON」と「OFF」に設定した音色です。最初の演奏はLET RINGが「OFF」なので、余韻がなくタイトで明瞭な音色になっています。

次の演奏はLET RINGが「ON」なので、余韻が広がる伸びやかな音色になっています。

 

FINGERING(フィンガリング)


FINGERINGは演奏時の運指を設定する機能です。使用するポジションや運指のパターンをカスタマイズすることで、演奏スタイルや楽曲に合わせた調整ができます。

First Position:5フレット以内の範囲を中心に演奏します
Easy:ベーシストが一般的に使用する運指パターンで演奏します
Nearest:最後に弾いた音に最も近い音を優先して演奏します

 

OPEN STRING(オープン・ストリング)


OPEN STRINGは演奏時に開放弦を使用するかどうかを設定します。「ON」にすると開放弦を使用し、「OFF」にすると開放弦を使用しません。

たとえば、「ド」→「レ」と弾く場合、ONでは開放弦の「レ」を使用し、OFFでは開放弦を避けた「レ」を使用します。

 

DETACH NOISE(デタッチ・ノイズ)


DETACH NOISEは弦から指を離した時に発生するノイズの量を調整するパラメータです。ノイズを強調するとリアルな演奏感が再現でき、軽減するとクリーンな音色が作れます。

 

DETACH NOISE「0」と「10」の違いを聴いてみよう!

ピック弾きでDETACH NOISE「0」と「10」に設定した音色です。最初の演奏はDETACH NOISEが「0」なので、指を離した時のノイズはほとんど聞こえません。

次の演奏はDETACH NOISEが「10」なので、指を離した時に発生するノイズがはっきりと聞こえます。

 

SLIDE NOISE(スライド・ノイズ)


SLIDE NOISEはスライド時に発生するノイズの量を調整するパラメータです。ノイズを強調すると演奏にリアルさや臨場感が加わり、軽減するとクリーンで滑らかな音色が得られます。

 

SLIDE NOISE「0」と「10」の違いを聴いてみよう!

ピック弾きでSLIDE NOISE「0」と「10」に設定した音色です。最初の演奏はSLIDE NOISEが「0」なので、スライド時のノイズはあまり聞こえません。

次の演奏はSLIDE NOISEが「10」なので、スライド時のノイズがはっきりと聞こえます。

 

 

まとめ

今回はプレイスタイルの選択方法に加え、弾く強さやノイズの調整方法などについても詳しく説明しました。

MODO BASS 2では、楽曲に合わせて演奏スタイルを細かく設定できるので、表現の幅を広げながら自分好みのサウンドを作ってみましょう。

 

MODO BASS 2の使い方講座では、各セクションごとに機能を解説しています。他のセクションの機能についても詳しく知りたい方は、関連記事もあわせてご覧ください。

【MODO BASS 2の使い方講座】

< 1.ベースモデルを選択しよう!

3.ベース弦を設定しよう! >

< MODO BASS 2 の使い方講座 TOP