4.ピアノ譜を作成しよう④_MuseScore
楽譜にはクレッシェンドやスラーなど、さまざまな記号が記載されています。これらの記号には意味があり、記号によって、弾き方や表現方法などが変わってきます。
今回は楽譜を作成するなら知っておきたい強弱記号や演奏記号の付け方について説明します。それでは一緒に見ていきましょう。
MuseScoreの使い方(表現記号と強弱記号)
音符にスタッカートを付ける
1.パレット内の[アーティキュレーション]を開きます。
2.スタッカートを付けたい音符を選択し、赤枠をダブルクリックしましょう。
3.音符にスタッカートが付きました。
音符にアクセントを付ける
1.パレット内の[アーティキュレーション]を開きます。
2.アクセントを付けたい音符を選択し、赤枠をダブルクリックしましょう。
3.音符にアクセントが付きました。
音符にテヌートを付ける
1.パレット内の[アーティキュレーション]を開きます。
2.テヌートを付けたい音符を選択し、赤枠をダブルクリックしましょう。
3.音符にテヌートが付きました。
音符にスラーを付ける
1.パレット内の[線]を開きます。
2.スラーを付けたい音符を選択し、赤枠をダブルクリックしましょう。
3.選択した音符から隣の音符にスラーが付きました。
4.スラーの範囲を広げる場合は、スラーの右隅をドラックします。
5.そして、4番目の音符までスラーをドラッグさせてみましょう。
6.スラーが4番目の音符に付け変わりました。
7.これで1~4番目の音符までがスラーにすることができました。
音符をアルペジオにする
1.赤枠を[アドバンス]に変更し、パレットを切り替えます。
2.パレット内の[アルペジオとグリッサンド]を開きましょう。
3.アルペジオを付けたい場所を選択し、赤枠をダブルクリックします。
4.音符にアルペジオが付きました。

5.アルペジオの範囲を変更したい場合は、入力したアルペジオをダブルクリックしましょう。
6.そして、[Shift]を押しながら[↑][↓]で範囲を変更します。
音符に装飾音符を加える
1.パレット内の[装飾音符]を開きます。
2.装飾音符を付けたい音符を選択し、赤枠をダブルクリックします。
3.音符に装飾音符が付きました。
音符に強弱記号を加える
1.パレット内の[強弱記号]を開きます。
2.強弱記号を加えたい音符を選択し、赤枠の”mp”をダブルクリックしましょう。
3.音符に”mp(メゾピアノ)”が付きました。
4.強弱記号にもいろんな種類があるので、色々と試してみると良いでしょう。
5.ちなみにマイナーな強弱記号は、赤枠を[アドバンス]に変更して表示させます。
クレッシェンドを付ける
1.パレット内の[線]を開きます。
2.クレッシェンドを付けたい音符を選択し、赤枠をダブルクリックしましょう。
3.選択した音符から小節の最後まで、クレッシェンドが付きました。
4.クレッシェンドの範囲を選択するため、楽譜内のクレッシェンドをダブルクリックします。
5.今回は4番目の音符までクレッシェンドにしたいので、[Shift]を押しながら[←][→]で範囲を変更しましょう。
6.最初に選択した音符から4番目の音符までクレッシェンドが付きました。
7.ちなみに、同じ方法でデクレッシェンドも付けられます。
まとめ
今回は強弱記号や表現記号の付け方などを説明しました。強弱記号や表現記号などは、楽譜を作成するうえで使う機会が多いので、必ず覚えるようにしましょう。
MuseScoreの使い方記事は随時追加予定です。使い方が分からないかたは以下の記事も参考にしてみてください。