ピアノ譜を準備しよう!【ピアノ譜編①】_Finale
ピアノ譜編では何章かに分けて、ピアノ楽譜の作り方を説明します。ピアノ譜はよく使われる楽譜の一つなので、この機会にしっかりと理解しましょう。
今回はピアノ譜を準備し、作成した楽譜の保存方法を紹介します。それでは一緒に見ていこう!
ピアノ譜を準備する
まずはFinaleを起動し、ピアノ譜を準備しましょう。
1.Finaleを起動します。
2.起動パネルが表示されたら、「セットアップ・ウィザード」をクリックしましょう。
3.セットアップ・ウィザードが表示されたら「楽器編成の選択」で、楽器の組み合わせを選びます。
4.今回はイチから作りたいので、「新規に作成」を選択してください。
5.楽器編成が決まったら「適用する楽譜書式」で書式を選びます。
6.今回は「出版譜風」を選びましょう。
7.スコア譜やパート譜のページサイズを設定します。今回は「A4サイズ」の「縦長」でOKです。
8.楽器編成や楽譜書式などを設定し終えたら、次へ進みましょう。
9.次は楽譜に表示するパートを選択します。
10.今回はピアノ譜を作りたいので、「鍵盤楽器」→「ピアノ」を選択し、「追加」をクリックします。
11.右の欄に「ピアノ」が追加されたら、次へ進んでください。
12.曲情報を入力します。各自で必要な情報を入力していきましょう。
13.今回は曲タイトルと作曲者の情報のみを入力しました。入力を終えたら「次へ」をクリックし、次へ進みましょう。
14.最後に曲の設定を行ないます。ここでは拍子や調、テンポなどを決めます。
15.拍子の設定では拍子を決めます。今回は4/4拍子を選択しましょう。
16.調の設定では調を決めます。
17.調は右側の矢印をクリックして変更します。今回はハ長調を使用するので、そのままでOKです。
18.小節数の設定では、用意する小節数を決めます。小節は後からでも追加可能なので、デフォルトのままで問題ありません。
19.曲頭のメトロノーム記号の設定では「楽譜にテンポを表記するか?」を決めます。
20.テンポを表記する場合は□をクリックして、チェックを入れましょう。
21.弱起を使用する場合は「弱起の設定」にチェックを入れます。今回は使わないので、そのままでOKです。
22.すべての設定を終えたら「完了」をクリックしましょう。
23.ピアノ譜が作成されました。
ピアノ譜を保存する
ピアノ譜を作成できたら、今度は楽譜ファイルの保存方法も覚えておきましょう。
1.メニューから「ファイル」→「名前を付けて保存」を選択します。
2.そして、ファイルの種類がmusx形式になっていることを確認し、楽譜ファイルを保存します。
3.次回以降、保存した楽譜ファイルを開く場合は起動パネルを使用します。
4.起動パネルの「既存ファイルを開く」から保存した楽譜ファイルを選択しましょう。
5.先ほど保存した楽譜ファイルが開かれました。
まとめ
今回はピアノ譜を準備し、作成した楽譜を保存する方法を説明しました。Finaleにはピアノ譜以外にもさまざまな楽譜が用意されているので、各自でいろんな楽譜を準備してみましょう。
Finaleの使い方記事は随時追加予定です。使い方が分からないかたは以下の記事も参考にしてみてください。
【Finaleの使い方講座】