【DTM】BandLabで学ぶ! ベース 打ち込み講座
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ベースにはスライドやハンマリングなど多彩な奏法があり、それらを打ち込みで再現するには、音域の把握やピッチベンドの扱い方を正しく理解しておく必要があります。
そこでこの記事では、BandLabに付属するベース音源「SI-Bass Guitar」を使って、各奏法に応じた打ち込み方法を分かりやすく説明します。
打ち込みの前にベースの基礎知識を確認しておきたい方は、こちらの記事も合わせてご覧ください。
ベース音源を準備しよう!
まずは、ベースを打ち込むための音源を用意しましょう。今回はBandLabに付属しているベース音源「SI-Bass Guitar」を使います。
1.「挿入」メニューから「プラグインシンセ」をクリックし、プラグイン一覧を表示させます。

2.プラグイン一覧が表示されたら、「SI-Bass Guitar」を選択しましょう。

3.「プラグインシンセの挿入オプション」が表示されたら、「インストゥルメントトラック」にチェックを入れて、「OK」をクリックしてください。

4.ベース音源「SI-Bass Guitar」が読み込まれたインストゥルメントトラックが作成されました。

ベース奏法の打ち込み方
ここでは、ベース特有の奏法を打ち込みで再現する方法を紹介します。
スライド
スライドとは、弦を押さえた指をフレット上で滑らせて音程を変えるテクニックです。滑らかな音程移動が特徴で、フレーズに動きや表情を加える際に使われます。

スライド 打ち込み方

スライドを打ち込みで再現するには、ピッチベンドとエクスプレッションを使います。ピッチベンドでは音程を調整し、エクスプレッションでは音量の減少を表現します。
今回は「ソ」から「ラ」へのスライドを再現するために、ピッチベンドとエクスプレッションは下図のように設定しました。

スライドは音程が連続的に変化する奏法なので、途中の経過音も含めて打ち込むのがポイントです。タイミングは耳で確認しながら、自然に聞こえる位置に調整するとよいでしょう。

●イベントリストを表示する方法
イベントリストは「表示」メニューから「イベントリスト」を選択して表示させます。

イベントリストでは打ち込んだMIDIノートの位置だけでなく、ピッチベンドやエクスプレッションの値なども細かく調整できるので、上手く活用してください。

ハンマリング
ハンマリングとは、押さえている弦に指を打ちつけて音を出すテクニックです。ピッキングを使わずに次の音を鳴らせるため、音のつながりを滑らかにしたい場面でよく使われます。

ハンマリング 打ち込み方

ハンマリングを打ち込みで再現するには、ピッチベンドとエクスプレッションを使用します。ピッチベンドで音程を滑らかに変化させ、エクスプレッションで音量の減少を表現します。
今回は「ソ」から「ラ」へのハンマリングを再現するために、ピッチベンドは「8191」、エクスプレッションは「100」に設定しています。

プリング
プリングとは、押さえている弦を指で引っかけて離し、音を出すテクニックです。ピッキングを使わずに音をつなげられるため、滑らかなフレーズによく使われます。

プリング 打ち込み方

プリングを打ち込みで再現するには、ピッチベンドとエクスプレッションを使用します。ピッチベンドで音程を滑らかに変化させ、エクスプレッションで音量の減少を表現します。
今回は「ラ」から「ソ」へのプリングを再現するために、ピッチベンドは「-8191」、エクスプレッションは「100」に設定しています。

ビブラート
ビブラートとは、押さえた弦を上下に動かして音程に揺れを加えるテクニックです。持続音に変化を与え、音に表情や深みを加えたいときに使用します。

ビブラート 打ち込み方

ビブラートを打ち込みで再現するには、ピッチベンドを使用します。ビブラートはピッチが上方向に揺れるため、ピッチベント値「0」を基準に、上向きの波を描くように入力します。
なお、ピッチの揺れ幅は半音以内に収めるようにしてください。

●直線入力ツールを上手く活用しよう!
ピッチベンドを細かく入力する場合は、直接入力ツールを使うと便利です。これを使えば、下図のように滑らかなカーブを簡単に描くことができます。

グリッサンド
グリッサンドは弦を押さえたままフレット上を滑らせて音程を変化させるテクニックです。滑らかな音程移動が特徴で、スライドよりも音の連続性が強調されます。

グリッサンド 打ち込み方

グリッサンドを打ち込みで再現するには、ピッチベンドとエクスプレッションを使用します。ピッチベンドで音程を滑らかに変化させ、エクスプレッションで音量の減少を表現します。
グリッサンドは音程が大きく変化する奏法なので、打ち込む際はベンドレンジを「2」から「12」に変更しましょう。

●ベンドレンジの編集画面を表示する
1.ベンドレンジの編集画面を表示する場合は、左下の「+」ボタンをクリックします。

2.タイプは「コントローラ」、値は「26-Bend Range」を選び、「OK」を押します。

3.ベンドレンジの編集画面が表示されました。

ピッチベンドは以下のように入力します。グリッサンドは音程が連続的に変化するため、今回は60ティックごとに半音下がるように設定しています。

エクスプレッションもピッチベンドに合わせて設定します。こちらも60ティックごとに音量が下がるように設定しましょう。

グリッサンドを打ち込んだら、ピッチベンドとエクスプレッションの値は元に戻しておきましょう。

こちらは今回打ち込んだグリッサンドのイベントリストです。参考にしてみてください。

まとめ
今回はBandLabに付属するベース音源「SI-Bass Guitar」を使って、各奏法に応じた打ち込み方法を分かりやすく説明しました。
ベースの奏法を打ち込みで再現できるようになれば、生演奏のようなベースラインを作成することが可能です。この記事を読んだ後は、実際にベースパート作りにもチャレンジしてみましょう。
当サイトの「BandLabの使い方講座」では、ベースだけでなく、さまざまな楽器の打ち込み方も解説しています。他の楽器の打ち込みにも興味がある方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

