5．テンポ／拍子を設定しよう！_Domino

テンポや拍子は楽曲の雰囲気や構成に大きな影響を与える重要な要素の一つです。これらは曲作りの基盤となるため、制作の初期段階で適切に設定しておく必要があります。

そこでこの記事では、Dominoでテンポや拍子を設定する方法について、具体的な手順を交えながら詳しく説明します。

この記事を読めば、テンポや拍子の変更方法が分かり、自分の楽曲に合った設定が行えるようになります。これから作曲を始める方や設定方法でお困りの方は、ぜひ最後までご覧ください。

テンポを設定する

ここでは、テンポの変更方法を説明します。

・テンポを変更する
・テンポを途中から変更する
・テンポを徐々に変化させる

テンポを変更する

1．テンポを変更する場合は、トラック切り替えのコンボボックスをクリックします。

2．表示された一覧から「conductor」を選択してください。

3．テンポの設定画面が表示されました。

4．現在、2小節目の頭にテンポ「120」が設定されています。これをテンポ「100」に変更してみましょう。

5．テンポの値をクリックします。

6．テンポイベントのプロパティが表示されました。

7．今回はテンポ「100」に変更したいので、テンポに「100」を入力しましょう。

8．2小節目以降のテンポが「100」に変更されました。

テンポを途中から変更する

1．テンポを途中から変更する場合は、トラック切り替えのコンボボックスをクリックします。

2．表示された一覧から「conductor」を選択してください。

3．テンポの設定画面が表示されました。

4．現在、テンポは「120」に設定されています。3小節目以降のテンポを「100」に変更してみましょう。

5．テンポを変更したい位置にタイムラインを合わせます。

6．タイムラインを合わせたら、「挿入」メニューから「テンポ」を選択しましょう。

7．3小節目の頭にテンポイベントが追加されました。

8．テンポを「100」に変更します。テンポの数値をクリックしましょう。

9．「テンポイベントのプロパティ」が表示されました。

10．テンポに「100」を入力します。

11．3小節目以降のテンポが「100」に変更されました。

テンポを徐々に変化させる

1．テンポを徐々に変化させる場合は、トラック切り替えのコンボボックスをクリックします。

2．表示された一覧から「conductor」を選択してください。

3．テンポの設定画面が表示されました。

4．現在、2小節目の頭にテンポ「120」が設定されています。3小節目に向けてテンポを徐々に速くしてみましょう。

5．選択ツールを選び、テンポを変化させる範囲をドラッグして囲みます。

6．「選択範囲へ直線・曲線を入力」をクリックしましょう。

7．「選択範囲へ直線・曲線を入力」の画面が表示されました。

8．テンポを「120」から「150」に変化させます。E.Value値に「150」を入力しましょう。

9．3小節目に向けてテンポが徐々に速くなりました。

拍子を設定する

ここでは、拍子の変更方法を説明します。

・拍子を変更する
・途中から拍子を変更する

拍子を変更する

1．拍子を変更する場合は、トラック切り替えのコンボボックスをクリックします。

2．表示された一覧から「conductor」を選択してください。

3．拍子の設定画面が表示されました。

4．現在、2小節目の頭に4/4拍子が設定されています。これを3/4拍子に変更してみましょう。

5．「拍子：4/4」をクリックします。

6．「拍子イベントのプロパティ」が表示されました。

7．今回は3/4拍子に変更するので、拍子記号（上段）の数字を「3」に切り替えましょう。

8．2小節目以降が3/4拍子に変更されました。

拍子を途中から変更する

1．途中から拍子を変更する場合は、拍子を変更したい位置にタイムラインを合わせます。

2．タイムラインを合わせたら、「挿入」メニューから「拍子」を選択しましょう。

3．「拍子の挿入」が表示されました。

4．4/4拍子から3/4拍子に変更します。拍子記号（上段）の数字を「3」に切り替えましょう。

5．4小節目以降が3/4拍子に変更されました。

まとめ

今回はDominoでテンポや拍子を設定する方法について、具体的な手順を交えながら詳しく説明しました。

テンポや拍子を適切に設定することで、楽曲の雰囲気や構成を思い通りに仕上げられます。この記事で学んだことを活かし、自分の音楽制作に役立ててください。

Dominoの使い方講座では、基本的な操作方法から楽器ごとの打ち込み方まで、幅広く解説しています。Dominoの使い方をより深く理解したい方は、他の記事も合わせてご覧ください。

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